Beckhoff CX5140(TwinCAT3)にProfibusマスタユニット「EL6731」を装着してProfibus DPマスタとして動作させ、Siemens ET200Mをスレーブとして接続します。
1 構成
2 Beckhoffの設定
TwinCAT3で新規プロジェクトを作成し、CX5140とオンライン接続した状態とします。
“I/O”の“Device”を右クリックして“Scan”を選択します。
以下のメッセージが出たら“はい”を選択します。
追加されたEL6731を右クリックして“Add New Item..”を選択します。
“Miscellaneous”下の“General Profibus Bos(GSD)”を選択し“OK”を選択します。
SiemensのサイトからダウンロードしたET200MのGSDファイルを選択します。
“Box 6 (GSD Box) (ET 200M (IM153-1))”を右クリックして“Add New Item..”を選択します。
今回のET200Mの構成に合わせて以下のようにモジュールを追加します。
“PLC”を右クリックして“Add New Item..”を選択し“Standard PLC Project”を追加します。
“Global Variable List”を追加します。
以下のようなグローバル変数を追加しビルドします。
ET200M下のDOユニット“Module 4”にグローバル変数をリンクします。
ET200M下のDIユニット“Module 5”にグローバル変数をリンクします。
“TWINCAT”下の“Activate Configuration”を選択します。
“OK”
“PLC”下の“Login”を選択します。
“PLC”下の“Start”を選択します。
3 動作確認
DC入力ユニットとDC出力ユニットの0ビット目を配線した状態で、出力ユニットにリンクした変数“ET200M_OUT[0]”の値を“1”にすると、入力ユニットにリンクした変数“ET200M_OUT[0]”の値が1になります。
4 参考文献
Beckhoff:el6731jp.pdf
Siemens:et200M_operating_instructions_ja-JP_ja-JP.pdf
以上。