OMRON NJ501とSchneider ModiconM221をEthernet/IP(Implicit)で接続します。
1 構成
![](https://control-design.jp/wp-content/uploads/2023/04/image-141.png)
2 ModiconM221の設定
”設定”タブでEthernetポートのIPアドレスの設定、Ethernet/IPの有効化し、Ethernet/IPアダプター設定でインスタンスIDとデータサイズの設定を行います。
![](https://control-design.jp/wp-content/uploads/2023/04/2-1.gif)
“プログラミング”タブで異常にならない程度の適当なプログラムを記述します。
![](https://control-design.jp/wp-content/uploads/2023/04/2-2.gif)
“通信”タブでUSB接続でオンラインして“PCからコントローラへ(ダウンロード)”を選択して書込みを行います。
![](https://control-design.jp/wp-content/uploads/2023/04/2-3.gif)
3 NJ501の設定
グローバル変数にModiconM221で設定したデータサイズと同じサイズのネットワーク公開変数を作成し、“ツール”からNetwork ConfiguratorでインポートするためのタグCSVファイルをエクスポートします。
![](https://control-design.jp/wp-content/uploads/2023/04/3-1.gif)
オンラインして同期します。
![](https://control-design.jp/wp-content/uploads/2023/04/3-2.gif)
4 OMRON Network Configuratorの設定
ModiconM221のEDSファイルをインストールし、オンライン接続して構成をアップロードし、NJ501の設定を開いてSysmacStudioでエクスポートしたタグCSVファイルをインポートしてModiconM221とのコネクション割付を設定します。
![](https://control-design.jp/wp-content/uploads/2023/04/8335667b97b937b07ecb035552d202df.gif)
5 動作確認
「SoMachine Expert Basic」の“プログラミング”タブの“ツール”タブで“アニメーションテーブル”を新規作成し、Ethernet/IPの入力アセンブリと出力アセンブリを登録して現在値をモニタします。
ModiconM221のアドレス“%QWE0”に16進数“99”を書き込むと、NJ側の変数“M221_IN[0]”の現在値に反映されます。
NJ側の変数“M221_IN[0]”に16進数“FF”を書き込むと、ModiconM221のアドレス“%IWE0”の現在値に反映されます。
![](https://control-design.jp/wp-content/uploads/2023/04/19ad3c252135446727f730e541f454c1.gif)
6 参考文献
Schneider Electric : Modicon M221ロジックコントローラープログラミングガイド
以上。