Mitsubishi Q03UDVCPU(Client) & Schneider ModiconM221(Server) : Modbus/TCP

PLC

三菱電機Q03UDVCPU(Client)とSchneider ModiconM221(Server)をModbus/TCPで接続します。

1 構成

2 ModiconM221の設定

“設定”タブでEthernetポートのIPアドレスの設定し、“Modbusサーバーを有効“をチェックして適用します。

“プログラミング”タブで異常にならない程度の適当なプログラムを記述します。

“通信”タブでオンラインして“PCからコントローラへ(ダウンロード)”を選択して書込みを行います。

3 Q03UDVCPUの設定

“PCパラメータ”の“内蔵Ethernetポート設定”にIPアドレス及び通信プロトコルの設定を行います。


通信プロトコル実行用のラダーを作成しますが、参考文献記載のマニュアルに記載のサンプルの通りですので省略します。


オンラインして書込みを行い、通信プロトコル書込みのためにSTOP状態にしておきます。


“ツール”から“通信プロトコル支援機能”の“内蔵Ethernet”を選択し、通信プロトコル支援機能でModbus TCPを設定して書き込みます。


電源再投入又はCPUリセット操作を行います。

4 動作確認

「SoMachine Expert Basic」の“プログラミング”タブの“ツール”タブで“アニメーションテーブル”を新規作成し、メモリーオブジェクトのワードメモリー“%MW0”を登録して10進数“99”を設定します。
GX-Works2で作成したラダーでソケットオープンして接続し、通信プロトコルNo.1「03: RD Holding Registers」を実行してModiconM221のワードメモリー“%MW0”に設定した10進数“99”を読み出します。

GX-Works2で作成したラダーで通信プロトコルNo.2「06: WR Single Register」を実行してModiconM221のワードメモリー“%MW0”に10進数“0”を書き込みます。

5 参考文献

Schneider Electric : Modicon M221ロジックコントローラープログラミングガイド
三菱電機:QnUCPUユーザーズマニュアル(内蔵Ethernetポート通信編)

以上。