三菱電機の安全コントローラWS0-CPUとパソコンをオンライン接続するRS-232のケーブルを自作してみます。
本稿は「安全コントローラユーザーズマニュアル(詳細編)」3章のRS-232インターフェース仕様を元に自己責任で行っており、自作ケーブルの使用を推奨するものではありません。
1 配線図
WS0のRS-232ポートのピン配置と、パソコンのRS-232ポートとの接続は以下のようになります。
2 動作確認
パソコンとWS0-CPUを、製作したRS-232ケーブルとUSB変換ケーブル(Buffalo: BSUSRC0610BS)経由で接続し、「安全コントローラ設定・モニタツール」を起動します。
「接続先設定」を選択します。
「COM接続プロファイルを追加する」を選択します。
適当な接続先名を入力し、「COM自動検知」と「自動検索」のチェックを有効にし「OK」を選択します。
「通信テスト」を選択します。
成功すると以下のように緑チェックが付きます。(失敗すると赤×)
「通信プロファイルを有効にする」を選択します。
以下のようになっていることを確認して「OK」を選択します。
「安全コントローラとの接続」を選択してオンライン接続します。
3 参考文献
三菱電機:安全コントローラユーザーズマニュアル(詳細編)
以上。