三菱電機の安全コントローラWS0-CPUとパソコンをオンライン接続するRS-232のケーブルを自作してみます。
本稿は「安全コントローラユーザーズマニュアル(詳細編)」3章のRS-232インターフェース仕様を元に自己責任で行っており、自作ケーブルの使用を推奨するものではありません。
1 配線図
WS0のRS-232ポートのピン配置と、パソコンのRS-232ポートとの接続は以下のようになります。
![](https://control-design.jp/wp-content/uploads/2023/03/image-22.png)
2 動作確認
パソコンとWS0-CPUを、製作したRS-232ケーブルとUSB変換ケーブル(Buffalo: BSUSRC0610BS)経由で接続し、「安全コントローラ設定・モニタツール」を起動します。
![](https://control-design.jp/wp-content/uploads/2023/03/image-23.png)
「接続先設定」を選択します。
![](https://control-design.jp/wp-content/uploads/2023/03/image-24.png)
「COM接続プロファイルを追加する」を選択します。
![](https://control-design.jp/wp-content/uploads/2023/03/image-25.png)
適当な接続先名を入力し、「COM自動検知」と「自動検索」のチェックを有効にし「OK」を選択します。
![](https://control-design.jp/wp-content/uploads/2023/03/image-26.png)
「通信テスト」を選択します。
![](https://control-design.jp/wp-content/uploads/2023/03/image-27.png)
成功すると以下のように緑チェックが付きます。(失敗すると赤×)
![](https://control-design.jp/wp-content/uploads/2023/03/image-28.png)
「通信プロファイルを有効にする」を選択します。
![](https://control-design.jp/wp-content/uploads/2023/03/image-29.png)
以下のようになっていることを確認して「OK」を選択します。
![](https://control-design.jp/wp-content/uploads/2023/03/image-30.png)
「安全コントローラとの接続」を選択してオンライン接続します。
![](https://control-design.jp/wp-content/uploads/2023/03/image-31.png)
3 参考文献
三菱電機:安全コントローラユーザーズマニュアル(詳細編)
以上。