オリエンタルモータ社のステッピングモータードライバーとパソコンをUSB-シリアル変換経由で接続するためのminiDIN 8Pinコネクタのシリアル通信ケーブルをDIYします。
1 構成
![](https://control-design.jp/wp-content/uploads/2024/03/image-22.png)
2 通信ケーブルの作成
パソコンに接続するUSB-シリアル(RS422/485)変換は以下のものを使用します。
DTECH USB to RS422 RS485 シリアル ポート コンバーター アダプター ケーブル 0.5m
![](https://control-design.jp/wp-content/uploads/2024/03/image-15.png)
miniDIN 8Pinコネクタは以下のケーブルから流用します。
Apple Macintoshシリーズ対応プリンタケーブル。(シリアルポート用):KPU-MAC2
![](https://control-design.jp/wp-content/uploads/2024/03/image-16.png)
これを半分に切断して使用します。
結線図は以下のようになっていますが配線色との関連までは記載がないのでテスターで調べます。
![](https://control-design.jp/wp-content/uploads/2024/03/image-17.png)
今回作成したケーブルの場合、miniDIN 8PINの配置とケーブル色は以下のようになります。
![](https://control-design.jp/wp-content/uploads/2024/03/image-19.png)
1. 茶 BR
2. 赤 R
3. 橙 O
4. 黄 Y
5. 緑 G
6. 紫 P
7. 青 BL
8. 白 W
(反対側のコネクタのピン番号と配線色の関係はクロスしているので注意)
実際に使用するのは3番と4番のピンのみで、橙と黄の線をD-Sub 9Pinのコネクタの1番と2番に配線します。
![](https://control-design.jp/wp-content/uploads/2024/03/image-23.png)
以下のように接続して使用します。
![](https://control-design.jp/wp-content/uploads/2024/03/image-21.png)
3 参考文献
https://www.sanwa.co.jp/product/syohin?code=KPU-MAC2
以上。