Electroware社の「RS Logger Pro」を使用してRS-232Cのデータをロギングします。
「RS Logger」はRS-232Cのシリアル通信データを内蔵のフラッシュメモリーに記録するデバイスです。
「RS Logger」自体は複数種類がありますが、個人的には、今回使用するLANでWebページを開いて簡単にログデータを確認できる「RS Logger Pro」がオススメです。
https://www.elefine.jp/SHOP/RSLoggerPRO.html
1 構成
2 RS Logger Proの設定
PCとRS Logger ProをLANケーブルで接続し、ブラウザでRS Logger Proの初期IPアドレス「192.168.1.100」を入力します。
Webベージが開いたら“Logger Settings”を選択します。
RS-232Cの通信設定を選択し“Save”ボタンを選択します。
3 動作確認
今回の動作確認では以下のように配線しデータ送受信及びモニタを1台のPCで実施します。
本稿ではNonSoft 様の「RS232Cテストツール」を使用します。
① 「RS-232C Terminal 1(DTE)」から「RS-232C Terminal 2(DCE)」の方向にデータ“123456789”を送信します。
② RS Logger ProのWebページで“Log”を開くと、①で送信したデータ「1234567890」がロギングされています。
③ 「RS-232C Terminal 2(DCE)」から「RS-232C Terminal 1(DTE)」の方向にデータ“ABCDEFG”を送信します。
④ RS Logger ProのWebページで“Log”を開くと、③で送信したデータ「ABCDEFG」がロギングされています。
4 参考文献
RS232Cテストツール:NonSoft – RS232Cテストツール (coocan.jp)
以上。